2010年04月09日

環境省動画「JVETSシンポジウム2010」

環境省は、3月3日に東京証券会館で開催した「自主参加型国内排出量取引制度(JVETS)シンポジウム2010〜キャップ・アンド・トレード方式による国内排出量取引制度の導入に向けて〜」の動画をYouTube用公式サイト(http://www.youtube.com/user/kankyosho)へ3月24日にアップした。しかし、関心の高いテーマにもかかわらず、まだネット上に公開されたことがほとんど知られていないようで、再生回数のほとんどは20回前後と少ない。プログラムを一覧して把握できない不便さや、使い勝手の悪さも不人気な理由なのかもしれない。もったいないので、当ブログでプログラム名とともに、各動画に私の独断と偏見で副題を添えて紹介する。ただし、環境省はリクエストの埋め込みを禁止しているため、当ブログに動画を配置することができないので、興味のある動画だけリンクをクリックして、専用サイトでご覧いただきたい。


地球温暖化対策基本法案が閣議決定を経て今国会へ提出され、来年度には排出量取引制度が創設される。生産量を増やせばCO2排出量が増えるので、同制度が日本経済に与える影響は大きい。マネーゲームや既存取引の制度欠陥を指摘する声も小さくないが、だからと言って排出量取引制度そのものに問題があるのではなく、どのような設計をするかにかかっているのだろう。シンプルかつ公平で、企業が国際競争力を失わないような制度設計が望まれる。温暖化対策基本法案が成立してから議論するようでは遅いし、日本では基本コンセプトとなるグランドデザインすら未だ固まっていない。お構いなしにCO2を垂れ流してきた国や企業が得をする、90年比という基準年が不公平な問題の根底にある訳だが、生産量を上限から規制する総量規制にも注意が必要だ。経済産業省と環境省の所管争いも指摘され、そんなつまらないことで日本の産業を危険に晒したくはない。私見では、業界毎に排出量係数を毎年設定し、売上高に掛けて総量を誘導規制していくことが望ましいと考える。


<プラグラム>
1. 開会挨拶
2.「市場メカニズムを活用した国内外における排出量取引の実態」
3.「JVETS第3期の成果と国内排出量取引制度の現状」
4.「JVETSが今後果たすべき役割」
5.「ESCO事業者から見たJVETS 」
6.「JVETS第3期への参加を通じて得られた経験」
7.「検証機関から見た国内排出量取引制度の算定・検証のあり方」
8.「国内排出量取引制度において取引参加者が果たすべき役割」

※リンク先はYouTube動画がほとんどなので、音量など周囲に注意してご利用ください。


1. 開会挨拶
 田島一成環境副大臣
(1/1)
http://www.youtube.com/user/kankyosho#p/u/19/0cFBv00ENl8
<3分58秒>


2.「市場メカニズムを活用した国内外における排出量取引の実態」
 京都大学経済研究所・一方井誠治教授
(1/3)IPCCからの示唆、国内外の状況
http://www.youtube.com/user/kankyosho#p/u/18/XRlXMYwhMBk
<7分16秒>

(2/3)EUの排出量取引
http://www.youtube.com/user/kankyosho#p/u/17/Bv0MqVpjo5A
<8分42秒>

(3/3)ドイツと日本の環境政策、EUのねらい
http://www.youtube.com/user/kankyosho#p/u/16/RceEy250WMo
<8分42秒>


3.「JVETS第3期の成果と国内排出量取引制度の現状」
 環境省市場メカニズム室・戸田英作室長
(1/2)JVETSについて
http://www.youtube.com/user/kankyosho#p/u/15/-TLu0VyFd5s
<8分15秒>

(2/2)JVETS以外の国内排出量取引
http://www.youtube.com/user/kankyosho#p/u/14/N5yWhyLk_M8
<9分13秒>


4.「JVETSが今後果たすべき役割」
 京都大学経済学部/大学院経済学研究科・植田和弘教授
(1/2)排出量取引の基本的な考え方
http://www.youtube.com/user/kankyosho#p/u/13/TnPfQrfrH9c
<8分38秒>

(2/2)JVETS第3期の結果
http://www.youtube.com/user/kankyosho#p/u/12/UiBOCwER9DM
<9分20秒>


5.「ESCO事業者から見たJVETS 」
 山武・藤田哲吏氏
(1/2)山武の事業概要とJVETSでの実績
http://www.youtube.com/user/kankyosho#p/u/11/yLD-9C-XV3Q
<6分32秒>

(2/2)JVETS参加組織に提供できるサービス、目標保有参加者WGの検討結果
http://www.youtube.com/user/kankyosho#p/u/10/-BCKoanrZzg
<7分20秒>


6.「JVETS第3期への参加を通じて得られた経験」
 大和ハウス工業栃木二ノ宮工場・河村太郎工場長
(1/2)大和ハウス工業の事業概要と工場からの視点
http://www.youtube.com/user/kankyosho#p/u/9/kaMKKoFmWL0
<8分46秒>

(2/2)改善事例、苦労した点、成果
http://www.youtube.com/user/kankyosho#p/u/8/YNfYdnKaE30
<9分22秒>


7.「検証機関から見た国内排出量取引制度の算定・検証のあり方」
日本能率協会地球温暖化対策支援室・池里政弘室長
(1/2)日本能率協会の事業概要とJVETSでの活動
http://www.youtube.com/user/kankyosho#p/u/7/mRCuCj8hPA0
<6分49秒>

(2/2)第三者検証の意義と検証機関WGの検討結果
http://www.youtube.com/user/kankyosho#p/u/6/lL8iilHdl4o
<9分27秒>


8.「国内排出量取引制度において取引参加者が果たすべき役割」
 兼松エネルギー部直売課・青木淳一郎課長
(1/2)兼松の事業概要とJVETS取引実績、価格指標
http://www.youtube.com/user/kankyosho#p/u/5/MG8aAhSBLAQ
<8分53秒>

(2/2)取引参加者WGの検討結果と取引参加者を活用するメリット
http://www.youtube.com/user/kankyosho#p/u/4/UA44tn0GeC0
<9分46秒>


9.パネルディスカッション
(1/4)成果の確認・改善すべき点、今後のあり方
http://www.youtube.com/user/kankyosho#p/u/3/0aDWduA4W9s
<5分43秒>

(2/4)環境省側の見解、キャップの考え方とJVETSの課題
http://www.youtube.com/user/kankyosho#p/u/2/Ysbva6UyigU
<9分9秒>

(3/4)JVETSの今後の役割・見通し、国内クレジットとの違い
http://www.youtube.com/user/kankyosho#p/u/1/vhlFsK4uDL4
<8分17秒>

(4/4)<閉めの言葉>JVETSの意義と成果
http://www.youtube.com/user/kankyosho#p/u/0/BmXKW_UgYiY
<4分3秒>



環境省の開催概要は
http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=12121

YouTube環境省公式サイトは
http://www.youtube.com/user/kankyosho


posted by 鈴木零号 at 00:06 | Comment(0) | TrackBack(0) | 動画紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


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