2013年09月24日

8月の企業向け電力販売量は伸びず

連日猛暑の続いた印象が強い今夏だが、電力会社10社の8月の販売量は前年比1.2%の微増にとどまった。とくに、企業向け(特定規模需要)は伸び率が前年の横這いで、工場など産業用(大口電力)は0.3%の減少だ。背景には実際の猛暑が盆休みと重なったことと、9月以降の一部電力会社による電気料金値上げの動きを察知した法人ユーザーの節電意識がより高まったことなどが挙げられる。

電気事業連合会が発表した8月の電力販売量の速報値をみると、10電力会社の合計は785億3,000万kWhで、前年同月比1.2%増。企業向けは横這いだが、家庭向けなどの「電灯」は8月上旬から中旬にかけ気温が前年に比べ高く、冷房需要が伸びたことで3.7%増となった。

20130924power.gif


電気事業連合会「電力需要実績(速報値)」はこちらから
http://www.fepc.or.jp/library/data/demand/index.html

(櫻田光治)
posted by 鈴木零号 at 15:14 | Comment(0) | TrackBack(0) | 電力関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年09月13日

懸念される電力各社のスマートメーター導入計画の遅れ

電力使用量などのエネルギー情報を利用者自らがコントロールでき、電力会社にとっても検針コスト低減など様々な効果が期待されるスマートメーター。その本格的な導入に向け様々な角度で検討する「第12回スマートメーター制度検討会」が9月11日に開かれ、スマートメーター導入計画で検討すべき課題について議論した。電力会社10社が提示した導入スケジュールに対し、委員からは電力各社の導入の遅れを懸念する声が挙がった。

日本の電力需要家は現在、@特高・高圧大口需要家(契約電力500kW以上)、A高圧小口需要家(同500kW未満)、B低圧需要家の大きく3つに分類される。電力各社はこれら需要家別にそれぞれスマートメーターを導入するスケジュールを明らかにしている。このうち、@とAの工場やビルなど高圧部門に対しては2016年度に全てのスマートメーター化が完了予定だと明示された。しかし、Bの家庭などの低圧部門は、導入数わずか200万台と遅れているのが現状だ。各社の導入スケジュールをみると、東京電力と関西電力を除く8社がメーターの検定有効期間満了(10年)となる2023年までの導入が間に合わないとしている。
こうした導入スケジュールの遅れを指摘する委員からの指摘に対し、出席した電力各社の回答は歯切れが悪い。中部電力は「検針員の雇用調整やメーカーの生産調整などが遅れの原因。ただ、何とか前倒しする余地はある」、九州電力は「サービスエリア外での通信方式で不透明さが残り導入が遅れている」、沖縄電力は「台風対策のコスト分含め費用対効果が合わない。他社に比べスケールメリットでも劣り導入が遅れている」などと説明している。

スマートメーターは電力システム改革の鍵を握る装置であり、ディマンドレスポンスやスマートグリッドを進める上でも欠かせない。電力システム改革はアベノミクスの成長戦略に掲げる柱である。今年6月に同改革を進める電気事業法改正案が一旦は廃案になったものの、自民党政権は参議院選挙で公明党と合わせて過半数に達し、再び電力小売自由化と発送電分離の実現に向けて巻き返しを図る。検討会では、ある委員からはスマートメーターの導入を加速させるために「もっと一般消費者への啓蒙、需要家教育が大事なのでは」との意見が出た。消費者が合理的に電力やエネルギーを選択できるスマートメーターの革新性。この点について国民の理解はまだ十分とは言えない。導入加速化のためには、政府が企業との連携も視野に入れながら、国民へのスマートメーターへの意識向上・評判形成に努める必要があるのかもしれない。


検討会の配布資料はこちらから
http://www.meti.go.jp/committee/summary/0004668/012_haifu.html

(櫻田光治)
posted by 鈴木零号 at 08:56 | Comment(0) | TrackBack(0) | 電力関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月20日

原発の再稼働は経済的か(岩間剛一の「エコノミストの目」より紹介)

原子力発電所を再稼働させるか、新規建設させるかどうか、イデオロギー的にではなく、純粋に経済学的に考えてみる。結論から先に言うと、他のエネルギーと比較して原発は現時点で経済的ではない。もちろん一部には再稼働待望論が根強いことは分かっている。「再稼働しないと電気料金が値上げになる」、「資源エネルギー小国である日本にとってエネルギー源の多角化として重要である」などの意見である。もちろん短期的に考えると、表面的な発電コストの安い原発を再稼働させると電力企業のコストが低下し、電気料金は引き下げられる。

《続きは別ブログで有料会員のみ閲覧可》
※和光大学教授・岩間剛一の「エコノミストの目」を一部紹介させていただきました。
タグ:原発 原子力
posted by 鈴木零号 at 09:28 | Comment(0) | TrackBack(0) | 電力関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年08月02日

坂出LNG火力1号機、リプレース終え営業運転開始

四国電力は8月1日、従来の石油から天然ガスに燃料転換するためリプレース工事を進めていた坂出発電所1号機(出力29.6万kW)の各種検査を終え、営業運転を開始した。同社のLNG(液化天然ガス)導入計画により2008年1月に工事が着手されたもので、高効率のコンバインドサイクル方式を採用。


四国電力のプレスリリースは
http://www.yonden.co.jp/press/re1008/1176784_1443.html
posted by 鈴木零号 at 16:16 | Comment(0) | TrackBack(0) | 電力関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月27日

ほくでん、伊達発電所内にメガソーラー建設へ

北海道電力は7月23日、伊達発電所構内に「伊達ソーラー発電所」(出力1000kW)の建設工事を開始すると発表。8月4日の安全祈願祭を皮切りに基礎工事に着手し、2011年6月に営業運転開始を目指す。

伊達ソーラー発電所
(出所:北海道電力)


詳しくは
http://www.hepco.co.jp/info/2010/1187030_1424.html
posted by 鈴木零号 at 21:02 | Comment(0) | TrackBack(0) | 電力関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


セキユの形

×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。