2013年12月27日

コスモ、石油開発事業を分社化

コスモ石油は、2014年2月28日付けで石油開発事業を分割し、同社100%出資により新たに設立する「コスモエネルギー開発」へ事業移管することを12月25日に発表した。新設会社を承継会社とする新設分割方式であり、資本金は100億円。同社の石油開発事業は安定した収益の柱だが、今後の収益拡大に向け同事業を分社化することで、スピーディーな経営判断が可能な体制に整備するのが狙い。第5次連結中期経営計画に基づき、同社はグループ全体で石油開発事業への積極的な投資を重要施策の一つに掲げている。新設会社は、エネルギー資源開発事業の戦略策定、企画立案や直営プロジェクトの推進、管理、出資石油開発会社の経営管理、技術サポート、新規エネルギー資源開発案件の探索などの業務を担う。

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詳しくは
http://www.cosmo-oil.co.jp/press/p_131224_3/index.html

(櫻田光治)


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2013年12月13日

JX開発、サラワク3F鉱区を新規取得

JX日鉱日石開発は12月11日、マレーシアの国営石油会社ペトロナスよりサラワク州沖深海「3F鉱区」の権益40%を取得した。同社のマレーシア法人「JX Nippon Oil&Gas Exploration[Offshore Malaysia]Sdn. Bhd.」(JXニッポン・オイル&ガス・エクスプロレーション)を通じての取得で、マレーシアでの権益取得は計7鉱区目となる。

同鉱区は、マレーシアのサラワク州沖北西に位置し、水深150m〜1,300m、面積約4,200km2の有望鉱区。同社のほか、オペレーターであるペトロナス子会社「PETRONAS CARIGALI SDN. BHD.」(ペトロナス・チャリガリ)が40%、「GDF Suez E&P Malaysia B.V.」(GDFスエズE&Pマレーシア)が20%を権益保有する。JX開発はパートナーとして試掘作業、三次元・二次元震探データ新規収録・処理などに取り組む。探鉱期間は3年間。

マレーシアは、同社が探鉱事業で重視する主要国の1つだ。取得した計7鉱区のうち、サラワク州沖「SK10鉱区」のガス生産・開発事業、同州沖深海「2F鉱区」、同州陸上「SK333鉱区」、サバ州沖深海「R鉱区」での探鉱事業を合わせた4鉱区で同社がオペレーターを務める。パートナーとしても今回取得した「3F鉱区」含め、サラワク州沖「SK8鉱区」でのガス生産事業とマレー半島沖「PM308A鉱区」の探鉱事業の3鉱区に参画している。


詳しくは
http://www.nex.jx-group.co.jp/newsrelease/2013/post_1.html

(櫻田光治)
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2013年12月04日

カナダ産LNG輸入の早期実現へ前進

日本企業がカナダで参画する複数のLNGプロジェクトが大きく動き出しそうだ。茂木経済産業大臣は12月2日、来日中のカナダ ブリティッシュ・コロンビア州のクラーク首相と会談し、日本へのLNG輸入実現に向けた具体策などを盛り込んだ覚書「日本国経済産業省とカナダ ブリティッシュ・コロンビア州とのエネルギー協力及び開発に関する覚書」に署名した。翌3日には具体的な政策協議も開始、複数のLNGプロジェクトのうち、出光興産とアルタガス社が年初に発表したプロジェクトは予定通り2017年からの輸入開始に間に合うとの見通しがクラーク首相より示された模様。相馬LNG受入基地計画を先日発表した石油資源開発のプロジェクトについても、受入基地の操業開始予定の2018年よりLNGの順次輸入が可能になるという。

日本にとって、カナダはLNGの安定供給先確保と供給源の多角化を進めるうえで最も重要な取引国の一つだ。ただ、輸入実現のためにはLNG基地やパイプラインなどのインフラ整備、許認可手続きのスピードアップ、LNG課税など解決すべき課題もまだ残る。茂木経産相は今年10月中旬にカナダへ出張し、オリバー天然資源大臣とLNG調達の実現に向け「石油・天然ガスに関する協力声明」に署名した。現地でクラーク首相とも会談し、次官クラスによるハイレベル政策協議の開催やクラーク首相の訪日についても取り付けた。原発停止問題に揺れ、安価なガスの安定供給確保と調達先の多角化を急ぐ日本にとって、今回のクラーク首相来日を機に実現した政策協議はプロジェクトの実現を加速させそうだ。


詳しくはこちらから
http://www.meti.go.jp/press/2013/12/20131202007/20131202007.html

(櫻田光治)
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2013年11月28日

JAPEX、相馬LNG基地で発電も視野に

石油資源開発(JAPEX)は11月27日、福島県新地町の相馬港にLNG(液化天然ガス)の受入基地と国内輸送のための接続パイプラインを新たに建設すると発表した。最終投資額は総額約600億円で、2017年12月に完成、翌2018年3月からの操業開始を予定している。相馬LNG受入基地は、約20haの広大な敷地面積に23万KLのLNG貯槽タンク1基、LNG外航船や内航船の受入バース、LNG気化器2基、気化ガス用熱量調整設備、LNGタンクローリー出荷設備などを備える。接続パイプラインは福島県新地町から宮城県名取市までの全長約40kmを結ぶ。将来的には相馬基地の機能を拡充する方針も掲げており、政府が進める電力システム改革の動きを睨みつつ、調達したLNGを活用して火力発電事業への新規参入も視野に入れる。

同社は今年4月、マレーシア国営石油会社のペトロナス社(PETRONAS)が主導するカナダ・ブリティッシュ・コロンビア州のシェールガス田開発・生産事業に加え、生産したシェールガスをパイプラインで同州西海岸のプリンス・ルパートに輸送し、液化・輸出する事業(Canada PacificNorthWest LNGプロジェクト)で、10%の権益と同権益比率相当のLNGを引き取る権利を取得した。この液化プラントで製造する年間1,200万トンのLNGのうち10%(120万トン)を、同年3月に操業開始する相馬LNG受入基地で取り扱いたい考えだ。そのLNGを活用した火力発電事業への参入についても、まずは発電事業に知見を持つ企業との連携や電力会社が実施する電源入札などの検討を進めていく方針。なお、今回の最終投資決定に伴い、「相馬プロジェクト推進本部」を同日付で「相馬プロジェクト本部」へ組織変更している。

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【相馬LNG受入基地完成イメージ(基本設計)】


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【Canada Pacific NorthWest LNGプロジェクト〜相馬〜新潟までのサプライ・チェーン】



詳しいニュースリリース(PDF)はこちらから
http://www.japex.co.jp/newsrelease/pdf/20131127_soumaLNG.pdf

(櫻田光治)
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2013年10月05日

日揮、米で大型エチレン生産設備受注

日揮は米国で大型エチレン製造プラントの建設プロジェクトを受注した。受注したのはシェブロンフィリップス・ケミカル社(Chevron Phillips Chemical Company LP)が現在推進中のエタンクラッカー装置を中核とするエチレン生産設備の新設プロジェクト。年間150万トンの生産能力を持つ世界最大級のプラントだ。テキサス州ベイタウンにある同社保有の既設プラント敷地内が建設予定地となっている。

米国ではシェールガスの生産拡大によって、天然ガスを利用したエチレンなど化学品製造やLNG、GTLなど数多くのプラント建設計画が急ピッチで進んでいる。今回、日揮が北米で初めて手がける大型案件は米国の大手エンジニアリング会社であるフルア社との共同受注。両社はジョイントベンチャーの形でEPC(設計〜調達〜建設)役務を遂行する。日揮が建設リーダーとして主にプロセスプラントの中核設備を担当し、フルア社は付帯部分のユーティリティ設備を主に担当する予定。プロセスライセンサーは、仏テクニップ社(旧ショー・ストーン&ウェブスター社)となっている。

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シェブロンフィリップス・ケミカル社はシェブロン社(Chevron Corporation) とフィリップス66社(Phillips 66)それぞれ50%ずつの資本で設立した共同出資会社。日揮は2004年と2007年にサウジアラビアでシェブロンフィリップス・ケミカル社が出資する合弁企業から2件の大型石油化学プラント建設プロジェクトを受注し、成功させている。同社はこれまで40件以上のエチレンプラント建設プロジェクトを手掛けた実績があり、今回も同社グループの知見と高い技術力が高く評価されての受注となった。今後は年度内にエンジニアリング子会社を米国に設立、さらなるプロジェクト獲得に向け積極的な営業活動を展開し、北米でのプレゼンス確立を狙う。


詳しくは
http://www.jgc.co.jp/jp/01newsinfo/2013/release/20131004.html

posted by 鈴木零号 at 13:49 | Comment(0) | TrackBack(0) | 開発部門 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


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