2014年09月02日

国際帝石がマレーシア鉱区の権益一部譲渡で合意

国際石油開発帝石は9月1日、オペレーターとして参加しているマレーシア国サバ州沖深海S鉱区の権益25%を、オーストラリアのサントス社に譲渡することで合意したと発表した。2012年1月に同鉱区を取得した後に三次元地震探鉱のデータ収録作業と解釈作業を実施しており、その評価結果を踏まえて今年中に試掘井を掘削して石油・天然ガスの埋蔵量などを調査する計画。サントス社がオーストラリアでの操業経験が豊富で、同社とバユ・ウンダンプロジェクトやイクシス周辺鉱区など数多くのプロジェクトを共同で実施しており、今回の権益譲渡を通じて一層の関係強化を期待しているという。


同鉱区はマレーシア東部沖合に位置し、水深が200〜1,500m、面積が約574㎢。キケ油田やガムスット油田など大規模油田が発見されるなど、石油・天然ガスの発見が期待できる有望なエリア。子会社のインペックス北西サバ沖石油を通じて、ペトロナス社の子会社ペトロナスチャリガリと探鉱作業を実施。


国際石油開発帝石のプレスリリース(PDF)はこちらから
http://www.inpex.co.jp/news/index.html

(上村哲也)
posted by 鈴木零号 at 23:59 | Comment(0) | TrackBack(0) | 開発部門 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年01月23日

出光、ノルウェー公開入札の権益取得

出光興産は1月21日、ノルウェー政府が昨年9月に実施した2013年度年次公開鉱区の入札結果でPL756鉱区「6507/7,10ブロック」の権益を取得した。子会社の出光スノーレ石油開発がノルウェー現地法人である出光ペトロリアムノルゲ(IPN:Idemitsu Petroleum Norge AS)を通じて取得したもので、ライセンス期間は7年間。同鉱区はトロンハイム市から北西約250km離れたノルウェー海に位置し、生産油・ガス田の近傍にあるという。鉱区面積は約171km2、水深は約300m。作業義務として第1探鉱期間の2年以内に既存3D震探購入と評価スタディ作業を実施する。

権益比率はオペレーターのポーランド国営ガス(PGNiG Upstream International AS)が50%、IPNとロックソース(Rocksource Exploration Norway AS)が各25%。なお、IPNの親会社である出光スノーレ石油開発は、出光オイルアンドガス開発が50.5%、大阪ガスサミットリソーシズが49.5%出資。

【取得鉱区の位置図】
20140122idemitsu.gif


出光興産のニュースリリースは
http://www.idemitsu.co.jp/company/news/2013/140122.html

(上村哲也)
posted by 鈴木零号 at 11:51 | Comment(0) | TrackBack(0) | 開発部門 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年01月21日

INPEX、上部ザクム油田権益延長で合意

国際石油開発帝石(INPEX)などが権益を保有するアラブ首長国連邦(UAE)・アブダビ海域の「上部ザクム油田」は、2026年までとなっていた権益期限が2041年までに15年間延長されることが決まった。加えて、同社の財務条件も改定される。UAEアブダビ首長国を訪問中の茂木敏充経済産業大臣が20日、現地で権益期限延長に合意した。同油田は、アブダビ市北西約80kmの沖合に位置し、鉱区面積約1,150km2の巨大油田。同社は子会社のジャパン石油開発(JODCO)を通じてアブダビ国営石油会社(ADNOC)と共同開発し、1982年より生産を開始した。権益持分比率はADNOCが88%、JODCOが12%。2006年3月には、エクソンモービル社(EM)もADNOCより権益の一部(28%)を譲り受ける形で参画している。

20140121inpex-jodco.png.png


プロジェクトパートナーの3社は現在、同油田で75万B/Dの生産能力達成に向け、人工島をベースとした開発作業を進めている。今後は生産能力100万B/Dまでの引き上げを目指す。今回の権益期限の延長と財務条件改定は、同社がADNOCやEMと緊密な連携を保ちながら、UAEでこれまで積み上げてきた操業実績や技術的貢献などが高く評価された形だ。UAEはサウジアラビアに次ぐ原油輸入先国家であり、今回の決定までには日本政府も積極的な支援を実施した。


詳しいリリース(PDF)はこちら
http://www.inpex.co.jp/news/pdf/2014/20140121.pdf

(櫻田光治)
posted by cherry at 17:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | 開発部門 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年01月15日

日揮、カナダで初の大型LNG建設受注

日揮は1月14日、カナダで初となる大型LNG(液化天然ガス)プラントの建設プロジェクトを受注したと明らかにした。シェブロン・カナダ社が現地のブリティッシュ・コロンビア州で進めている年産1,100万トン(550万トン×2系列)規模の大型LNGプラント新設プロジェクトだ。米国の大手エンジニアリング会社・フルア社との共同受注であり、同社はプラントや付帯設備の設計、機材調達、建設工事などのEPC役務を遂行する。カナダでは現在、同州太平洋岸を中心に複数のLNGプラント建設計画が進行中。その中でも同プロジェクトはカナダで最初の完成予定であり、世界最大級の規模になる見込みだ。

新設プラントの建設場所は、カナダのブリティッシュ・コロンビア州にあるビッシュ・コーヴ。バンクーバーの北西約650kmに位置するキティマット港の周辺エリアだ。同社はリーダーとして主にLNGプラントの中核となる液化プロセス設備などを担当、フルア社がユーティリティやオフサイトを主に担当する。同社はすでに世界のLNGプラント全生産量の約30%を占める建設実績を有しており、現在も計6件のLNGプラント建設プロジェクトを遂行中だ。今回のLNG設備が完成すれば、LNG価格や需給面での安定を望む日本にとってのメリットも大きいだけに、プロジェクトへの期待が膨らむ。


詳しくは
http://www.jgc.co.jp/jp/01newsinfo/2014/release/20140114.html


(櫻田光治)
posted by 鈴木零号 at 15:44 | Comment(0) | TrackBack(0) | 開発部門 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年01月09日

JX開発などグリーンランド2鉱区取得

石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)やJX日鉱日石開発などが出資するグリーンランド石油開発(グリーンペックス)は2013年12月25日、デンマーク領グリーンランド島北東部沖合に位置する2つの探鉱鉱区権益の取得を発表した。取得したのは同沖合60〜200q海域に位置するカヌマスエリア内・水深150〜450mにあるブロック9鉱区と同14鉱区。グリーンペックスは、オペレーターを務めるシェブロン、ロイヤル・ダッチ・シェルとともにグリーンランド産業鉱物省との間でライセンス契約を締結した。権益比率は3社各30%弱(29.1667%)で、グリーンランド国営石油会社のヌナオイル社が12.5%となっている。

20140106jxdenmark.png.png


ブロック9鉱区と14鉱区の位置するエリアは、過去に一度も石油や天然ガスの採掘目的で試掘作業が実施されたことがないフロンティアエリア。大規模な石油・天然ガスの賦存が期待され、世界の石油開発各社の注目を集めてきた地域だ。グリーンペックス社は今後、地震探鉱データ収録などの探鉱作業を実施し、石油・天然ガス鉱床の存在を調査する方針。なお、グリーンペックス社の株主構成はJOGMEC59.39%、国際石油開発帝石(INPEX)23.51%、JX日鉱日石開発9.00%、石油資源開発(JAPEX)6.5%、三井石油開発1.52%。


詳しくは
http://www.nex.jx-group.co.jp/newsrelease/2013/20131225_01_0952366.html

(櫻田光治)
posted by cherry at 13:19 | Comment(0) | TrackBack(0) | 開発部門 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


セキユの形

×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。