
東燃ゼネラル石油が提供したプログラムは、同グループが主催する第2回児童文化賞を受賞した人形劇団「プーク」による「くるみ割り人形」を上演後、劇中に登場した「人形のロシアの男」を製作するワークショップという内容。参加した子どもたちは効果的な光の演出とチャイコフスキーの音楽に乗せてメリハリのある動きをする人形たちのコミカルな動きに釘付けで、時折驚きと喜びの声を挙げていた。小さいうちから本物に触れられる機会を提供できるのは、長年に亘り児童文化賞・音楽賞を続けてきた同社だからできる社会貢献活動といえよう。また、人形作りも順番待ちになるほどの盛況ぶりで合計300体の人形が作られた。子どもたちは、マジックで思い思いの人形の顔や彩りを施し、満足気に会場を後にした。
(上村哲也)
スポンサード リンク