コスモ石油は、セルフサービスSSでも給油時の支払いをイオンのWAONカードで決済できるPOS連動型システムを開発し、12月より運用を開始した。プリペイド型電子マネーを使ってセルフSSで給油する仕組みは日本初となる。これまで同社とイオングループが発行する電子マネー「WAON」機能付き「コスモ・ザ・カード・オーパス」を含めた、いわゆるWAONカードで決済できるコスモ石油全国系列SSは約740カ所(2013年10月末時点)に及ぶが、POSシステムと非連動であり、セルフSSではカーケア商品購入のみに限られていた。同社はすでに千葉と沖縄にある3カ所のセルフSSでサービスを開始、12月中旬以降に同システム導入の全国展開を図る方針だ。今年度中に約1,000カ所のSSでWAON決済実現を目標に掲げており、「コスモ・ザ・カード・オーパス」会員のみならず、約3,450万人のWAONユーザーのSS集客効果にも期待を寄せる。
「コスモ・ザ・カード・オーパス」は、コスモ石油とイオングループの提携クレジットカードとして2006年に発行を開始。同カードに電子マネー「WAON」機能が付いたのが2011年7月で、約416万人のコスモ・ザ・カード会員のうち、約253万人が「WAON」機能付きカード会員となった。石油元売が全国規模で系列SS向けのプリペイド型電子マネー決済サービスを導入したのも同社が初めてだった。今年の10月末まではPOS非連動型システムによる決済だったが、新たにPOS連動型に刷新したことでフルとセルフの両SSで給油とカーケア商品の両方をWAON利用による決済が可能となった。

詳しくは
http://www.cosmo-oil.co.jp/press/p_131216/index.html(櫻田光治)
スポンサード リンク
posted by cherry at 13:13
|
Comment(0)
|
TrackBack(0)
|
SS関連情報
|

|