2013年12月02日

中東依存度3カ月ぶり前年比増=10月

資源エネルギー庁が発表した10月分の石油統計速報によると、原油輸入に占める中東産比率を示す中東依存度は前年同月に比べ1.6ポイント増えて82.7%となった。輸入上位国の顔ぶれは前月と変わらないが、3カ月ぶりに前年を上回る結果となった。国別の内訳では上位から順にサウジアラビアが31.2%、アラブ首長国連邦(UAE)が23.5%、カタールが12.2%、ロシアが10.2%、クウェートが6.3%、オマーンやイラクなどその他中東諸国が5.5%、イランが6.8%であった。

10月の原油輸入量の合計は1,570万KLで前年同月に比べ2.9%減。最大の取引国であるサウジアラビアが490万KLで前年同月より4.1%減少した一方で、UAEは369万KLで同3.3%の増加、カタールも191万KLで同25.6%増と大幅に伸びた。ロシアからの輸入量は引き続き好調であり、160万KLで同61.0%の伸びを示している。

世界の石油消費量では現在、中国は米国に次ぐ第2位だが、米国を抜く日は遠くないだろう。今後の中国やインドなどアジアの旺盛な需要量を考えた場合、ロシアからの輸入だけでは到底賄いきれない。シェール革命により米国の中東離れが進む一方、アジアの巨大需要を背景として、石油増産のポテンシャルを秘めるイラク含め中東諸国の存在感は再び強まるものと考えられている。

20131202cyutoiondo10.png


資源エネルギー庁「石油統計速報」はこちらから
http://www.meti.go.jp/statistics/tyo/sekiyuso/result.html

(櫻田光治)





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posted by cherry at 18:06 | Comment(0) | TrackBack(0) | 石油関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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