今回契約に至った背景には、FS社製の高効率な結晶シリコン系モジュールの量産化に目途の立ったことが挙げられる。FS社製の同モジュールは米国テトラサン社(TetraSun, Inc.)の技術を用いたもので、テトラサン社は結晶シリコン系高効率太陽電池セルを安価なコストで製造するという独自開発技術を持つ米国ベンチャー企業。JXエネルギーは2009年にテトラサン社へ出資し、筆頭株主としてその研究開発活動を支援してきた。「総合エネルギー企業」を標榜するJXエネにとって、太陽光発電の販売・発電事業は新エネルギー事業の重点分野と位置付けられるものだ。独自のマンション向け戸別太陽光発電システム販売などは「住環境ソリューション」の一環と呼べるものであり、公共・産業用システムの提供などにも積極的に取り組む方針を打ち出している。
詳しくは
http://www.noe.jx-group.co.jp/newsrelease/2013/20131115_01_0944355.html
(櫻田光治)
スポンサード リンク