2013年10月31日

ロシア産輸入増で中東依存度低下=9月

資源エネルギー庁が発表した9月分の石油統計速報によると、原油輸入に占める中東産比率を示す中東依存度は前年同月に比べ5.2ポイント減って83.2%に下がった。輸入上位国の順位は前月と同じだが、ロシアからの輸入量が伸びたため、中東依存度は2カ月連続で前年同月を下回っている。国別の内訳では上位から順にサウジアラビアが25.6%、アラブ首長国連邦(UAE)が25.3%、カタールが10.7%、ロシアが8.6%、クウェートが7.9%、イランが6.8%、オマーンやイラクなどその他中東諸国が6.0%であった。

9月の原油輸入量の合計は1,760万KLで前年同月に比べ2.9%増。最大の取引国であるサウジアラビアが450万KLで前年同月より15.8%減少したのに対し、UAEは445万KLで同9.3%増とサウジに接近。クウェートやイランも増加している。だが、なんと言ってもロシアが151万KLと4.8倍の輸入量に膨らんだのは大きい。

米国がシェールガスやシェールオイルの生産増加に伴い中東産原油の輸入量を減少している一方で、代わって中国が世界最大の原油輸入国に台頭。中国は今後も中東やロシアとの結びつきをより一層深めることが予想される。日本は依然として原油の8割超を中東に依存しているため、サハリン含めロシアといかに関係強化を図るかが今後の原油安定調達の鍵を握るであろう。

9月中東依存度1031JPEG.jpg


資源エネルギー庁「石油統計速報」はこちらから
http://www.meti.go.jp/statistics/tyo/sekiyuso/result.html

(櫻田光治)





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posted by cherry at 18:34 | Comment(0) | TrackBack(0) | 石油関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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