2013年10月03日

中東依存度が4カ月ぶりに低下

原油輸入に占める中東産の比率を示す中東依存度が4カ月ぶりに前年を下回った。資源エネルギー庁が2013年9月30日に発表した8月分の石油統計速報によると、中東依存度は前年同月に比べ0.6ポイント減って83.7%であった。国別の内訳ではサウジアラビア34.0%、アラブ首長国連邦(UAE)18.0%、カタール12.7%、クウェート6.4%、イラン6.2%、オマーンやイラクなどその他中東諸国6.3%となっている。中東以外ではロシアが6.8%、インドネシアなど南方計が5.8%、中南米・アフリカ・豪州などが3.8%。

8月の原油輸入量の合計は1,696万KLで前年同月に比べ4.5%減。最大取引国のサウジアラビアは577万KLで前年同月より7.7%増えたが、アラブ首長国連邦やカタール、クウェートは減少した。中東諸国以外ではロシアが116万KLとなり、59.3%の大幅な伸びを示した。

シェールガス革命に沸く米国は自国の原油やガスの自給率が高まりつつあり、今後の中東政策に変化が起こる可能性もある。2012年1月のイラン核開発疑惑に端を発する「ホルムズ海峡の封鎖」では、対抗した欧米諸国の石油禁輸措置も記憶に新しい。米国の中東に対する関心低下が叫ばれてはいるが、現在の日本にとってホルムズ海峡がエネルギーの命綱であることに変わりはない。

20131002genyu.gif


資源エネルギー庁「石油統計速報」はこちらから
http://www.meti.go.jp/statistics/tyo/sekiyuso/result.html

(櫻田光治)





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posted by 鈴木零号 at 15:42 | Comment(0) | TrackBack(0) | 石油関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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