2010年05月13日

国際帝石と三菱らカラボボ鉱区の合弁事業契約に調印

国際石油開発帝石(国際帝石)は5月12日、三菱商事やシェブロンなどで構成するコンソーシアムが開発権を取得した「ベネズエラ・ボリバル共和国オリノコ川流域東部カラボボ鉱区プロジェクト3」(ブロックC2 South、C3 North、C5)の合弁事業契約に調印した。5月下旬に設立する合弁事業会社は今後、追加評価井の掘削、三次元地震探鉱作業を実施した後に重質原油の早期生産を開始し、改質プランを建設することによって、40万b/dの改質原油・ブレンド原油の生産・販売を目指す。


同鉱区はオリノコ川北東に位置し、総面積は557km2。国際帝石と三菱商事は、石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)からの出資を受ける予定で「日本カラボボ石油株式会社」を4月22日に共同設立し、英国法人子会社「Japan Carabobo UK Ltd.」(日本カラボボUK社)を通じて事業に参加する。出資比率は国際帝石が25.55%、三菱商事が25.45%、
JOGMEC49%となる。
同プロジェクトは、米シェブロン社(Chevron)やベネズエラの石油関連サービス企業スエロペトロル社(Suelopetrol, C.A., S.A.C.A.)とともにコンソーシアムを組成し、今年1月に実施された国際入札で落札したもの。同コンソーシアムとベネズエラ国営石油会社(PDVSA)の子会社「Corporación Venezolana del Petróleo, S.A.(CVP)」が合弁会社を設立し、事業展開していく。持株比率は日本カラボボ石油UK社が5%であり、CVPが60%、シェブロンが34%、スエロペトロルが1%。

オリノコ油田カラボボ地区
(出所:JOGMEC)

ベネズエラは世界的にも大規模な埋蔵量を有する産油国であり、オリノコベルトの埋蔵量を合わせると、サウジアラビアにも匹敵する可採埋蔵量を誇る。オリノコタールはすでに発電用燃料として利用されているが、今後さらなる開発の進展と改質技術の向上が期待されている。エネルギー供給源の多様化や安定確保に役立つほか、石油資源の枯渇年数が延びるなど、日本の国益に資する。大規模な開発技術が進歩を遂げ、オイルサンド、オイルシェール、オリノコタールなどの非在来型原油がすべて採掘可能となれば、石油資源の可採年数は200年以上に伸びるとも言われている。


詳しくは国際石油開発帝石のプレスリリース(PDF)へ
http://www.inpex.co.jp/news/index.html





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posted by 鈴木零号 at 16:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 開発部門 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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