2009年06月29日

29日から始まるイラク国際入札

イラク油田・ガス田 30年ぶり外資導入
29日から国際入札、日本勢は別枠でも交渉
(日本経済新聞6月27日朝刊9面)

日本経済新聞によると、イラク政府は29日から、米エクソンモービル、英蘭ロイヤル・ダッチ・シェルなど国際石油資本(メジャー)をはじめ日米欧32社が応札資格を持つ油田の入札を実施するとのこと。入札の対象となるのは北部の油田キルクークや、南部の大油田ズベイルなど油田6カ所と、西部のアッカスなど天然ガス田2カ所。日本勢で応札の意向を表明している企業は今のところないらしいが、これと別枠の個別交渉でも日本企業は受注を目指しているという。新日本石油、国際石油開発帝石、日揮の3社は共同で、イラク南部のナシリヤ油田の開発計画を同国政府に提案。イタリア炭化水素公社(ENI)、スペインのレプソルの欧州石油大手2社もそれぞれ同油田の開発を提案済みだが、現段階で候補は日本勢とENIの2つに絞られているそうだ。当初は10万b/d、将来は同30万b/d以上の生産が見込め、読売新聞では60万b/dと報道されるほどの大型油田案件の模様。
イラクの油田には過去30年以上、外資が入っておらず、増産余力の乏しい石油輸出国機構(OPEC)の「最後の有望地」とも言われているそうだ。現在の原油生産は240万b/d。イラク戦争前の水準まで回復したが、昨年からの原油価格下落で国家歳入の9割以上を原油収入に頼る財政が悪化。イラク政府は技術や巨額の資金が短期で賄える外資の導入を急ぎ、5年後には600万b/dまで生産量を引き上げる計画を掲げているとのこと。まだテロが頻発するなど政情不安、外資参入がスムースにいくかの懸念材料は多いと報道されたが、消費国側の期待は大きい。





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posted by 鈴木零号 at 17:16 | Comment(0) | TrackBack(0) | 経済・政治・国際 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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