2009年05月08日

コスモ石油が韓国でパラキシレン生産へ

コスモ石油、韓国で石化製品合弁 1000億円投資、中国市場開拓
http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20090507AT1D0600D07052009.html
(日本経済新聞5月7日夕刊1面)

日本経済新聞によると、UAE・アブダビの政府系投資会社IPICが筆頭株主であるコスモ石油とヒュンダイオイルバンク(HDO)の両社は、今年9月を目処に折半出資会社を設立、ポリエステル繊維やペットボトルなどの原料となるパラキシレンを生産して中国などの市場に販売するとのこと。新会社はHDO製油所(韓国瑞山市)内の年産38万トンのパラキシレン設備を買い取り、2013年に同製油所内に年産80万トンと世界最大規模の新設備を増設し、生産能力を118万トンに高めるという。現在のアジア需要の7%程度に相当し、売上高2000億〜3000億円を目指すらしい。投資額は約1000億円とのこと。
HDOは韓国国内の燃料油販売で約15%のシェアを占め、中国などへの輸出も多い。ウォンに対する円高で投資の採算性も高いことから、コスモ石油はすでに中国へ販路を構築しているHDOとの提携が事業拡大に有効と判断した模様。中国のパラキシレン需要は、経済産業省試算で2012年には1190万トンであり、2006年比で年率17%の高い伸びが見込まれているという。日本の石油、石化各社は今後、国内で需要が縮小している合成樹脂などの設備の統廃合を進める一方、アジア進出の動きが活発になりそうだと示唆している。

コスモ石油は5月7日、同報道に対して前向きに検討しているが、現時点で決定していないとリリースした。日経記事が増刷の過程で朝刊に掲載されたかは確認できていないが、夕刊やNIKKEI.NETに反応したのであれば、対応が早く、先にリークした可能性は非常に高い。いずれにしても現実性の高い記事であり、近いうちにコスモ石油とHDOの関係部署のOKが出次第、プレスリリースが発表されることになることだろう。





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posted by 鈴木零号 at 18:08 | Comment(0) | TrackBack(0) | 石油関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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