2014年01月21日

INPEX、上部ザクム油田権益延長で合意

国際石油開発帝石(INPEX)などが権益を保有するアラブ首長国連邦(UAE)・アブダビ海域の「上部ザクム油田」は、2026年までとなっていた権益期限が2041年までに15年間延長されることが決まった。加えて、同社の財務条件も改定される。UAEアブダビ首長国を訪問中の茂木敏充経済産業大臣が20日、現地で権益期限延長に合意した。同油田は、アブダビ市北西約80kmの沖合に位置し、鉱区面積約1,150km2の巨大油田。同社は子会社のジャパン石油開発(JODCO)を通じてアブダビ国営石油会社(ADNOC)と共同開発し、1982年より生産を開始した。権益持分比率はADNOCが88%、JODCOが12%。2006年3月には、エクソンモービル社(EM)もADNOCより権益の一部(28%)を譲り受ける形で参画している。

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プロジェクトパートナーの3社は現在、同油田で75万B/Dの生産能力達成に向け、人工島をベースとした開発作業を進めている。今後は生産能力100万B/Dまでの引き上げを目指す。今回の権益期限の延長と財務条件改定は、同社がADNOCやEMと緊密な連携を保ちながら、UAEでこれまで積み上げてきた操業実績や技術的貢献などが高く評価された形だ。UAEはサウジアラビアに次ぐ原油輸入先国家であり、今回の決定までには日本政府も積極的な支援を実施した。


詳しいリリース(PDF)はこちら
http://www.inpex.co.jp/news/pdf/2014/20140121.pdf

(櫻田光治)


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東ガス、米国プロパン連動LPG初受入

東京ガスは、都市ガス原料などへの使用目的で購入した米国産LPガスを横浜の同社根岸工場で1月15日に受け入れた。同社にとって米国産LPガス受け入れは今回が初めてであり、米国プロパン連動価格を価格指標としたLPガスの購入も初となる。米国のプロパン連動価格は、米国テキサス州モントベルビュー市場で取引される価格だ。シェールガスの隆盛により、米国産LPガスは中東産など従来のLPガスに比べ2〜3割安くなるという。アストモスエネルギー社が米国エンタープライズ社から購入し、日本へと輸送するLPガスの一部を同社が購入した形となる。

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【米国産LPガス受け入れ作業の様子】


原料供給源の多様化による安定調達と原料調達コストの低減を図る目的で、同社は2013年2月27日にアストモス社との間で米国産LPガス購入の合意確認書を締結した。今回根岸工場で受け入れた米国産LPガスは、同合意に基づいたもの。2018年までの6年間に合計約40万トンの米国産LPガスを受け入れる予定となっている。同社は、従来までのサウジアラムコ社による極東向け価格指標であるCPとは異なる価格指標でLPガスを購入することにより、世界需給をより反映したLPガス価格体系の実現を目指す。


詳しくは
http://www.tokyo-gas.co.jp/Press/20140115-01.html


(櫻田光治)
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