2014年01月09日

出光、ベトナムで潤滑油製造開始

出光興産は1月9日、ベトナムで建設中だった潤滑油工場が2013年12月に完工し、今年1月より自社製造潤滑油製品の販売を開始したと発表した。新工場は子会社の出光ルブベトナム(Idemitsu Lube Vietnam Co.,Ltd.)が営むもので、ベトナム初の日系潤滑油ブレンド工場となる。敷地面積は約6万uに及び、年間3.5万KLを製造できるという。経済成長著しいベトナム国内では、二輪・四輪車用エンジンオイルや工業用潤滑油の需要が急増。同社はこうした需要の伸びに対し、現地での潤滑油販売強化に加え、東南アジア域内での輸出拠点としての機能強化も狙う。2015年には輸出を含め販売数量年間2.2万KL、売上高9,500億ドン(約45億円)を目指す。なお、1月8日には現地で関係者を招待しての開所式もすでに実施した。

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【ブレンド工場鳥瞰図】


ベトナムは経済成長率が6%程度と高いレベルで推移しており、2013年の人口が約9千万人にまで増えた。そのうちの60%強を占めるのが、30歳未満の若年層だ。ベトナム国内の二輪車販売台数は年間300万台に達し、今後のさらなる内需拡大とともに潤滑油需要のより一層の伸びが期待されている。同社は今後の需要増に対し安定供給を図るため、これまでの委託製造から今回新設した潤滑油ブレンド工場での自社製造へシフト。1月より日系二輪車・四輪車メーカーなどへ販売を開始している。製造から物流・販売まで独自のネットワークを構築した同社は、今後はよりきめ細かなサービスを提供していく考えだ。


詳しくは
http://www.idemitsu.co.jp/company/news/2013/140109.html

(櫻田光治)


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JAPEX、カナダ政府からLNG輸出許可

石油資源開発(JAPEX)は、同社が参画するカナダ ブリティッシュ・コロンビア州のシェールガス開発・生産事業と同州西海岸でのLNG化・輸出事業の2つのプロジェクトについて、カナダ政府(カナダ国家エネルギー委員会)がLNG輸出を許可したと明らかにした。現地の生産拠点から年間最大約2,220万トンのLNGが2019年初頭より25年間にわたり輸出可能となる。同社はシェールガス鉱区の権益10%と同権益比率相当のLNG引き取り権利を有しており、LNG年間生産量1,200万トンの10%(120万トン)を建設予定の相馬LNG受入基地で受け入れる予定だ。輸入後は、既存のパイプラインなどに接続して国内での販売拡大を狙う。

同社は2013年4月、子会社のJAPEX Montney Ltd.を通じてプロジェクトを主導するマレーシア国営石油会社のペトロナス社(PETRONAS)と正式契約を締結した。同プロジェクトは、シェールガスの開発生産からLNG化、LNGの引き取りまでの全事業を全パートナーが同一の権益比率で保有する「一貫操業体制」が特徴だ。現在はLNG生産施設の詳細設計(FEED)が実施されており、2014年末の最終的な投資計画決定(FID)を目標に作業が進められている。昨年12月に来日したカナダのクラーク首相も今後のLNG輸出開始に向けて順調な見通しを示しており、日本企業が参画するカナダの複数のLNGプロジェクトはいよいよ本格的な動きを見せ始めている。


詳しい内容(PDF)はこちらから
http://www.japex.co.jp/newsrelease/pdf/20131220_Canada_LNG_J.pdf

(櫻田光治)
posted by cherry at 13:28 | Comment(0) | TrackBack(0) | ガス関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

JX開発などグリーンランド2鉱区取得

石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)やJX日鉱日石開発などが出資するグリーンランド石油開発(グリーンペックス)は2013年12月25日、デンマーク領グリーンランド島北東部沖合に位置する2つの探鉱鉱区権益の取得を発表した。取得したのは同沖合60〜200q海域に位置するカヌマスエリア内・水深150〜450mにあるブロック9鉱区と同14鉱区。グリーンペックスは、オペレーターを務めるシェブロン、ロイヤル・ダッチ・シェルとともにグリーンランド産業鉱物省との間でライセンス契約を締結した。権益比率は3社各30%弱(29.1667%)で、グリーンランド国営石油会社のヌナオイル社が12.5%となっている。

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ブロック9鉱区と14鉱区の位置するエリアは、過去に一度も石油や天然ガスの採掘目的で試掘作業が実施されたことがないフロンティアエリア。大規模な石油・天然ガスの賦存が期待され、世界の石油開発各社の注目を集めてきた地域だ。グリーンペックス社は今後、地震探鉱データ収録などの探鉱作業を実施し、石油・天然ガス鉱床の存在を調査する方針。なお、グリーンペックス社の株主構成はJOGMEC59.39%、国際石油開発帝石(INPEX)23.51%、JX日鉱日石開発9.00%、石油資源開発(JAPEX)6.5%、三井石油開発1.52%。


詳しくは
http://www.nex.jx-group.co.jp/newsrelease/2013/20131225_01_0952366.html

(櫻田光治)
posted by cherry at 13:19 | Comment(0) | TrackBack(0) | 開発部門 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


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